■標準タイプ
標準タイプのコントロールボックスには、スピードコントローラが装備されています。
スピードコントローラのダイヤル調整により、50Hzでは1分間に0.3m〜3.6m、60Hzでは1分間に0.4m〜4.4mの速度調整が可能です。 速度調整範囲を変更したい場合には、ギヤーヘッドの交換が必要となります。
逆転はスイッチの切り換えで可能です。
※標準タイプコントロールボックス |
■TSタイプ(入力外部信号タイマーストップ仕様)
標準タイプのコントロールボックスの他に、TSタイプのオプションボックスが増設されます。
成形機または取出ロボットなど、コンベヤ以外の外部機器からの信号を受けて、タイマー設定時間だけベルトが駆動します。 タイマー時間設定範囲は電子式アナログタイマーの目盛切り換え機能により、(0〜6)(0〜12)(0〜30)(0〜60)のセットが可能です。
※TSタイプオプションボックス |
■THタイプ(ツインタイマー送り仕様)
標準タイプのコントロールボックスの他に、THタイプのオプションボックスが増設されます。
ツインタイマーの起動時間と停止時間をそれぞれ設定することにより、設定された時間、起動と停止を繰り返します。 タイマー時間の設定範囲はTSタイプ同様、目盛り切り換えと時間単位切り換えの組み合せにより、16レンジの設定が可能です。
※THタイプオプションボックス |
■CTSタイプ(計数カウンタータイマーストップ仕様)
標準タイプのコントロールボックスの他に、CTSタイプのオプションボックスが増設されます。
予めコントロールボックスに装備されているカウンターの設定をしておき、成形機または取出ロボットの信号をカウントして、カウンター設定数値に達した時に電子アナログタイマーの設定時間分だけベルトを駆動させます。
カウンター設定範囲は4桁のデジタルで1〜9999まで可能です。タイマ−時間設定範囲はTSタイプ同様、目盛り切り換えと時間単位切り換えの組合わせにより、16レンジの設定が可能です。
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■LTタイプ
標準タイプのコントロールボックスの他に、LTタイプのオプションボックスが増設されます。 動作はTHタイプ同様、タイマー設定時間に従い、起動と停止を繰り返します。
設定時間はTHタイプと異なり別々のタイマーで行える為、数時間待ってから数秒間ベルトを駆動させるなどの動作が可能となります。 待ち時間は電子式デジタルタイマーで1〜9999の設定ができ、時間単位切り換え機能により(0.1秒)(1秒)(0.1分)(1分)(0.1時間)(1時間)(10時間)の設定が可能です。
また、送り時間は電子式アナログタイマーで行います。タイマー時間設定範囲はTSタイプ同様、目盛切り換えと時間単位切り換えの組合わせにより、16レンジの設定が可能です。
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