株式会社ハーモは、EU諸国における商品販売に必要なCEマーキングの自己宣言をしたラインナップを着実に増やしている。この度自己宣言を完了したのは、同社における取出ロボットの最上位機種である、サーボ駆動取出ロボット「HASUfシリーズ」全機種(対象成形機15トン〜650トン)と「粉砕機ではありません。粒断機です。」のキャッチフレーズで同社の看板商品にもなっている「粒断機 SPCシリーズ」全機種。「HASUfシリーズ」はRCA-2200コントローラを搭載して、成形機や周辺機器とのリンクも可能な高機能タイプ。今年このシリーズに300タイプと500タイプを追加して中型成形機への対応を強化した。一方「粒断機 SPCシリーズ」は種々の展示会でも好評を博している、スプルリペレットカッティング装置。独自の切断機構で、スプル切断時の粉の発生を最小限で抑え、粒の大きさを揃えることにより、バージン材に極近い形での再利用ができる。既にハーモでは、サーボ駆動取出ロボット「HASUeシリーズ」全機種(対象成形機40トン〜850トン)と、スイングタイプのEXシリーズ全機種のCEマーキング自己宣言を完了しており、EU諸国における販売に拍車がかかる。

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