例えば、丸棒のスプル/ランナがプレス移動刃で粒断されますと、まず、プレス移動刃の1番刃で櫛状になります。次に、プレス移動刃の2番刃で、[図-4]の点線部分が粒断されて、[図-5]のように円柱を縦に半分割った形になります。
●プレス移動刃で粒断されたスプル/ランナは、確実に排出されて残りません。
●従来のスクリーンを装備した粉砕機では、投入されたスプル/ランナ径がスクリーンの穴径より細かい場合は、粉砕する以前に粉砕材タンクに落下して、ミスカットを発生させていました。この点粒断機では、投入されたスプル/ランナのすべてが揺動軸上に残りますので、粒断されないスプル/ランナはストレートにそのまま落下はしません。さらに、スプル/ランナは動揺する軸に対して直角に粒断され排出されますから、ミスカットがほとんど出ません。
まったく新しい粒断機構を自社開発しました。
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